リチウムイオン電池を使用した製品の取り扱いについて

平素は弊社製品に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。  

デジタルデバイス製品で数多く使われているリチウムイオン電池は、適切に扱わないと発熱、発煙、発火の危険性があります。使用上の注意点を守り、安全に使用しましょう。

主な注意点


 高温多湿を避ける:
 直射日光の当たる場所や、暖房器具の近くなど高温になる場所での使用や保管は避けること
 衝撃や圧力を避ける:
 落下させたり、踏みつけたり、強い衝撃を与えないこと
 過充電・過放電を避ける:
 長時間充電したままにしたり、完全に放電した状態で放置しないこと
 異変を感じたら使用を中止する:
 発熱、異臭、膨張などの異常を感じたら、すぐに使用を中止し、適切な処置を行うこと
 正しい充電方法を守る:
 指定された充電方法を守ってください
 分解・改造しない:
 絶対に分解や改造をしないこと
 子供の手の届かない場所に保管する:
 小さな子供が誤って口に入れたり、遊んだりしないように注意してください


その

 使用前に必ず取扱説明書をよく読み、指示に従ってください。
 不明な点があれば、販売店やメーカーに問い合わせてください。
 廃棄する際は、自治体の指示に従い、適切に処理してください。


特に注意が必要な状況



 長期間使用していない製品:
 長期間使用していないリチウムイオン電池は、劣化している可能性があるため、使用前に状態を確認し、必要であれば交換してください。


万が一、発火した場合



 安全な場所で消火する:可燃物のない場所で、大量の水や消火器で消火してください。
 消防署に連絡する:状況によっては、消防署に連絡してください。

 リチウムイオン電池は、正しく使えば安全な電源ですが、注意を怠ると危険な場合もあります。上記の注意点を守り、安全に使用しましょう。


当社製品において、上記注意喚起や警鐘が必要なものとして以下の製品群が対象となります。

・デジタルカメラ(専用リチウム電池取り外しタイプ)

・トイデジタルカメラ(リチウムイオン電池内蔵タイプ)

・ジンバルやLEDライトなどのデジタルデバイス(リチウムイオン電池内蔵タイプ)


いくつかの注意すべき例として

・自動車内で充電したままでの放置はしないようにしてください。急激に高温化するため発火や爆発する恐れがあります。

・航空機に搭乗の際は、「搭乗の航空会社および旅行会社に確認願います」と要確認になっておりますが、「もしもの発火の際、重大な飛行機事故に繋がる懸念があるため、預け荷物に入れることなく機内に持ち込むこと さらに機内の棚に入れず座席手荷物として管理すること」等の指示に変わっております。

・さらに各種デジタルデバイス本体や充電コードの接点にゴミやほこり、水滴があっただけで発火の原因に繋がった事例もありますので、充電や使用時の注意も必要となります。


(株)ケンコー・トキナー

スリック(株)

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